塩彼氏の愛③ 学生編

そして、なんでかわからないけど
私とユンちゃんの関係は大学中に知れ渡り
伝説のカップルになっているらしい…

嘘か本当かわからないけど…
アレ以来、声をかけられる事は無くなった…

それは寧ろ、良かった。
声をかけられるのは正直どうしていいのかわからなかったし…

モテすぎて散々苦労している
兄や幼なじみたちを目の当たりにするとモテたいとは思えない。


私はただ1人を愛し、その人から愛されるのが
1番の幸せだと思ってる。


まぁ、その相手が私にはユンちゃんしか
選択肢が無かったらしい…


ユンちゃんは付き合ってからも
相変わらずな塩対応で

彼女になったからって特に何も変わらない

今も昔もそうだけど
報告　相談　連絡という文字は
彼の辞書の中にはない。


寧ろ、私に対して1番文句が
多いような気がする…


だけど、たまーに優しい。
そして、笑顔の破壊力が壊滅的。


そんなユンちゃんにすでにメロメロな私。


でもね、実は知ってる。
ユンちゃんは口も悪いし出不精だけど
本当はたまーにじゃなくて常時優しいって…
素直じゃないだけ。


でもね
本当にムカつく事ばかり言うの！！
いっつも一言多いから
言ってあげないッッ！！笑



それではお後がよろしいようで…



おわり