玄関を飛び出して、右に旋回。 ぶつかりそうになった人には適当に謝って。 気掛かりな彼のもとまで全速前進! 「よぉ! ずいぶん焦ってんのな~。」 ・・・前進? 聞き慣れた声に、減速して止まる。 調子が違うとはいえ、さっきまで携帯で話していた人物の声だ。 「そんなに心配だった? 元気のない俺。」