頼くんを堕とす方法

屋上へ続く階段を登りながら気づく…





彼の名前聞くの忘れた。




あんないい人なのに、名前を知らないなんてもったいないよね!





頼くんにでも聞いてみよう。






と屋上のドアノブに手を伸ばした時、タイミングよくドアが開いた。




「お、噂をすればの莉子ちゃん」



「噂…?」






青野くんの言葉に疑問が浮かぶ。




噂ってなに?






もしかしてまたわたしの悪口言ってたとか!?




「頼〜、莉子ちゃん来てるよ」





青野くんは頼くんがいるであろう方向を向いてそう言った。