頼くんを堕とす方法

「ね、莉子」





隣の席の紬が珍しく声をかけてきた。




「んー?」



「都合のいい女にはなっちゃダメだよ?」



「え?」



「あいつのパシリ、いつまで続ける気?」



「っ……それは〜…」



「もう足も治ってるんでしょ?明日から行くのはやめな」







ため息をつきながら本に視線を戻した紬に口を瞑る。





でも明日の約束もしちゃったもんな〜。




そりゃ〜わたしだってパシリなんてやりたくない。





だけど、このパシリをやめたら頼くんとまた関係がなくなってしまう。




やっと、ほんの少しずつ打ち解けてきた感があって喜んでたところなのに…。