頼くんを堕とす方法

「ほーら。やっぱりじゃん」





隣から聞こえた紬の声に顔をあげる。



「紬、どういうこと?」





そう尋ねると、今の一部始終を見ていたのか、尚人が声をかけてきた。






「莉子、まだ渡してなかったんだ?」



「え?なにを?」



「なにをって…え?莉子、大丈夫?」






いや、尚人こそ大丈夫?




みんなしていきなりなに!?!?






「机の奥に眠ってるやつ。あいつはそれが狙いだってこと」




尚人はクスクスと笑うと席に戻って行った。






……机の奥に眠ってるもの…?