頼くんを堕とす方法

頼くんはなんの迷いもなくわたしの元へ来ると足を止めた。






机を挟み、前にかがみ込んだ頼くんと目線の高さが同じになる。





「2月14日が終わるまで、12時間切ったけど?」



「……へ?頼くんなに言ってるの?」






どうしちゃったの?




いきなり変なこと…



頼くんらしくない。





「…っはぁ。莉子を彼女にした俺が悪かったのか。ま、いいや」





となにかを諦めた様子。





そしてそのまま歩いて行ってしまった。





なんだったの?今の。