ため息混じりにそう言った尚人に視線を合わせる。




「莉子にはもっと相応しい男がいるよ」






と肩に手を置くなり笑顔を向けられた。




っはぁ…やっぱり頼くんのことは諦めるべきなのかな?…







ま、もう振られたしね…。






尚人とはその場で別れ、家路についた。






夜のベッドの中……



振られるくらいなら自然消滅したほうがマシだった。





そんなことを思いながら眠りについた。