頼くんを堕とす方法

「ありがと…」





見えなくなる背中にお礼を言った。




久しぶりに上履きに足を入れ、胸が高鳴る。





「よっ」




と声をかけてきたのは尚人。





「尚人、おはよ」



「はよ。お、上履き戻ってきたんだ?」



「そうなの!もう感激だよ〜」



「へ〜。あの噂、本当だったんだ?」



「噂って?」



「本人に聞いてみれば?」






意地悪な笑みを残し、友達と去って行く尚人。




本人って…誰??