頼くんを堕とす方法

気づくと頼くんはわたしの横を素通りして歩いて行く。





え、ほんとに帰ってくれるんだ!?





思わず顔の筋肉が緩む。



頼くんの背中を追う前に、青野くんたちに小さく頭を下げた。







小走りで頼くんに追いつくと、一歩後ろを大人しく歩く。





わぁ〜!今わたし、頼くんと一緒に帰ってるんだ…!!







こんな日がくるなんて、夢にも思ってなかった。






これは口角が上がりっぱなしで間違いなし!





この前は半分だったけど、今日は脳の全体がお花畑……




状態になっていると、いきなり立ち止まった頼くんの背中に思いっきりぶつかった。