だけど、だけど、だけどっっ!!!





間近で見た頼くんは、いつも遠目で見ていた時より、何倍…



いや、何十倍、何百倍もかっこよくて……







ほんの一瞬だけしか目が合うこともなかったけど、その一瞬だけでもすごく嬉しかった。







頼くんの瞳に一瞬でも映れたなんて、こんなに幸せなこともないよ〜!!





だから、告白したことを後悔はしていない。







頼くんがわたしを好きになったり、興味を持ってくれたりなんていう期待もしていない。



それでいい…



ただ、わたしの彼氏……




その肩書きがあるだけでじゅうぶん。






…ともうご理解いただけたように、この物語は頼くんにベタ惚れ女のお話しです◆◇