頼くんを堕とす方法

「頼〜、一緒に帰ってあげなよ。莉子ちゃん傷ついてんじゃん」





衝撃を受けたままでいると、青野くんがそう言ってくれた。




「そうだよ頼。女の子には優しくしないと!」






とまた別の友達がフォローしてくれる。





頼くんの周りの友達は、みんな優しいんだね。





なんて呑気なことを思っていると、頼くんの表情がどんどん冷めていくのが見え……



なんかやばいような…?






変な汗が出始めてくる。





だけど、意外にも頼くんから出た言葉は想像していたものとは違った。






「…ん。じゃ帰ろ」




かなり冷めた視線だったけど、わたしを真っ直ぐ見てそう言ってくれた。