頼くんを堕とす方法

「…いや、やっぱなんでもない。じゃ」





…な、なに?




そこまで言ったんなら言ってよ…




気になるじゃん。





遠のく頼くんの足音がやけに寂しく感じた。





結局そのまま体育はサボり、次の日は学校を休んだ。







それからのわたしは早退と欠席を繰り返すように…。




そんなわたしをお母さんは"不良娘"と呼んでいた。






だけど、その理由を無理に聞いてくることはなく、そっと見守ってくれているようだった。






「莉子〜?お母さん買い物行ってくるから」