頼くんを堕とす方法

……バレてる…。




末松くんはもう全部知ってるのかも。






「莉子ちゃんとデートする許可を頼に得た時、なんとなーくこうなるような気がしてた」



「…なんで…?」



「ん〜…それは教えてあげない」






と笑う末松くんは意地悪だ。





「それに俺、見ちゃったんだよね〜」





下駄箱から背を離し近づいてきた末松くんは、わたしの耳元に顔を寄せこう言った。







「頼とキス…してたよね」



「っ……み、見てたんだ?」



「見せつけられたの間違いじゃない?あんな堂々と人前でなんて、そうとしか思えないでしょ」