頼くんを堕とす方法

「あのさ、」





夕暮れに優しく聞こえた頼くんの声に耳を澄ます。




「誰でもいいわけじゃないから」



「え?」



「キス……嫌いな奴とはしない」







…え、なにそれ……





そんなこと言われたら期待が膨らむよ!?





「もしかして頼くん、わたしのこと…」



「好きじゃない」



「…ですよね〜」





わかってますよ〜。




でも、じゃ期待させるようなこと言わないでよね!




紛らわしいな。