頼くんを堕とす方法

「あ、連絡先聞いてもいい?」






連絡先!?




しかもいきなり…?



素人のわたしでもわかる。






この人はナンパが下手だ。





「あの、わたしもう行きます」



「いや、ちょっと待ってよ」





立ち上がったわたしの腕を掴む彼に気持ち悪さを感じる。




あ〜、どうしよう…。






この状況をどう乗り切ろうか考えていると「莉子、」と掴まれた反対の腕を引っ張られた。






…うそ……なんで…!?





わたしを引っ張ったのは末松くん…