頼くんを堕とす方法

「まさかほんとに行くとはな〜。莉子ちゃんらしい」





青野くんの声にドキッとする。



もしかしてわたし、からかわれてた!?





わたしの反応見て楽しんでたの?





「ほんと勘弁して。久々の高熱でぶっ倒れてる時にあいつとか最悪でしかなかったんだけど」



「まぁまぁまぁ。いいじゃん?莉子ちゃん彼女なんだし」



「……」



「それより、部屋で2人っきりでなにもなかったわけ?」






青野くんのその質問に肩が上がる。






…キス……っ。




「ないこともなかったけど」






と言った頼くんの声はいつもと変わりない。