頼くんを堕とす方法

青野くんの存在はもちろん知ってたけど、名前を知るのは初めて。






それにしても、頼くんと話せそうにないな〜。




ま、話すって言っても、なに話せばいいのかわからないけど。






でも、わたしのこと知ってもらうチャンスだったから残念。





味を感じないお弁当を少しだけ食べると、半分以上残した状態で蓋をした。




帰ってお母さんには謝ろう。







「じゃ〜そろそろ俺は消えようかな」




お弁当を平らげた青野くんが立ち上がると「ん。じゃ俺も」と一緒に立ち上がる頼くん。






「いや、頼はまだ居たほうが…」





そう言った青野くんと目が合う。