頼くんを堕とす方法

なんてついてない日なの…。




立ち上がり窓際まで行くと、昇降口から出てくる頼くんの姿が見えた。






「え、なんで…っ」





雨の中歩いて行く頼くんから目が離せない。



その理由は……






「わたしの…タオル…」




傘を持っていないのか、タオルを頭に被せて去って行く。





間違いなくあのタオルはわたしのもの。




さっき末松くんに貸したタオルだ。






でもなんで?…





頼くんの姿が見えなくなるまで見送った。