頼くんを堕とす方法

「これ、よかったら使って?」





頼くんの前にタオルを差し出すと、いつもの刺さる視線が……。




「頼んでないんだけど」



「うん。でも風邪引くかもだし」



「…余計なお世話。こういうのやめて」






と持っていたタオルを押し返された。





そのまま上履きに履き替える頼くんを目で追う。




わたしの心遣いを無駄にしやがって〜!!






思わずタオルを握る手に力が入る。






その時、末松くんの声が上から降ってきた。





「それ、俺が借りてもいい?」