2人の雰囲気がもっと重いもので塞がれていることなんて。





その理由を聞くのは今ではない。




この時そう感じた。





それからは律くんのモテ話しを永遠と聞かされ、ファミレスを後にした。






「律くん、ほんとに奢ってもらってよかったの?」



「莉子ちゃんにお金出させるほど腐ってないからね〜」



「…ありがとう」




大きな交差点で律くんとは別れ、色々と考える。





頼くんと律くん……


2人の間にはなにがあるんだろう。





その間にわたしが足を踏み入れていいのかな…?




頼くんは嫌がるよね。