頼くんを堕とす方法

渋々お水を受け取ると教室から姿を消した。





「…こんな時に優しくするなんてずるいよ」






思えば頼くんはこういうところがある。





不意打ちの優しさ?…みたいな。



だから好きを辞められない。







「はぁ…」





窓の外で盛り上がる歓声にため息がもれる。





こんなことになるくらいなら大人しく見学してればよかったな。





「あ、見つけた」






どこかで聞いたことあるようなその声に振り返るとそこには…





「っ……よ、りくん?」