頼くんを堕とす方法

頼くんの背中に追いつくと口を開いた。





「頼くん、今日ちょっと用事があって…」



「……」





無反応…ですか。





もうっ!なんなの!?!?







ま、頼くんが歩いて行く方向に病院があるからいいんだけどさ。





どこかを目指して歩いていく頼くんの一歩後ろを歩く。






頼くんの背中…もうこの時点からかっこよさがだだ漏れしている。




好き…だな〜。






思わず顔の筋肉が緩む。





…あれ?…病院…着いてる。