頼くんを堕とす方法

それから数日が経った今日…





「あ〜今日もダメだった〜」



スクールバックを枕に、机に項垂れる。






頼くんに謝りたい!!




のに謝れない。






と言うより、会いに行く勇気さえもなく…。





「もうダメかも…」



「謝罪よりもお礼が先なんじゃない?」






わたしの様子に呆れ顔を見せる紬。




「そうだけどさ〜…もう会いに行く勇気もないんだもん」



「いつからそんな弱い人間になったわけ?あんなにガンガンいってたくせに」



「…うぅ〜紬ぃぃ〜」