止めようがないのが……恋。
止めようが……ない。
「……止めようがねんなら、止めなくていんじゃん。」
「ん、?」
止めようがないってことは、諦めようとしても無駄ってことでしょ?
俺、絶対今そんな感じだし。
だったら無理して諦めなくてもいーんじゃんって、妙に開き直った考えに辿り着いたら、真っ暗だった目の前に、少しだけ光が射した気がした。
「うし、ごちそーさん!」
「瞬くん、はや、」
「マンボー、俺生徒会室行かなきゃだから先戻るけど」
「あ、待って待って、俺ももう食い終わる!」
全然食い終わりそうにないマンボーが、チャーハンを口の中に掻きこんだ。
「よし、オッケー!」
「すげーなお前。早食い大会でれば?」
「そのうちな!」
瞬くんとマンボーが慌ただしく戻っていったあと、俺もラーメンを食い終わって、菊と2人でくだらない話をしてた。
ヤマの彼女が怖ぇって話とか、マンボーの髪を切る周期とか、ジャンプの面白さについてとか。
ほんとにくだらいない話。



