さっちゃんの喝を頭に残し、ラーメンを持って、瞬くんが待つテーブルに向かう。
瞬くんがすんげぇ嬉しそうに俺を待ってたから、前じゃなくて、隣に座ってやった。
「とめてとまらぬ恋の道って、知ってる?」
「なにそれ」
「ことわざ?」
一人先に唐揚げカレーを食べていた瞬くんは、もう完食しそうな勢い。
続けざまに菊とマンボーも戻ってきて、俺たちの目の前に2人並んで座ってる。
だけど2人はなんかの話しですんげぇ盛り上がってて、完全に2人の世界。
『とめてとまらぬ恋の道』
その意味を、またスマホで調べてみた。
「『人の忠告や理性はまったく役に立たず、どうやっても止めようのないものが恋というものだ』」



