「だから、今年は結々と一緒に見れてよかった」 俊が嬉しそうな声で話す。 「……え?」 「え。もしかして……結々は信じてない?」 少しおどろいて見上げる私に対して、俊はどこか焦ったような顔を見せた。 そしてみるみると赤く染まる耳にこらえきれず、笑ってしまった。 「んふふっ、」 「ちょ……笑うとか傷つくんだけど」 バツの悪そうに目を伏せる俊。 「ふふふ、ごめんね」