言われるままに目をとじれば、首元にいきなり衝撃的な痛みが走った。 「い……っ、」 まさか……俊の仕業(しわざ)……!? あわてて目をあける。 「俊っ、ストップ! 痛いから噛まないでー……」 見ると案の定。 首元に歯をたてている俊が、悪びれた風もなく小悪魔に笑みを深めている。 「ヤダ。だって、結々の肌やわらかいんだもん。甘い味するし」 まさか……吸血鬼になって、俊が噛みついてくるとは思わなかった。