「わわ、亜莉朱ちゃんごめんねっ……!ちょっと風に当たりたくなっちゃって」
実をいえば、コスプレに乗り気じゃなくて人が少ない屋上に来ていました。
……とは、正直に言えない。
「わぁー!亜莉朱ちゃんコスプレ似合うねっ!?すごくかわいいっ」
見ると、亜莉朱ちゃんはアリス姿になっていた。
ふんわりとした水色のワンピースが、よく似合っている。
本物のアリスみたいにかわいらしかった。
まるで、亜莉朱ちゃんのために作られたお洋服みたいだ。
「え、ほんとー?私的には、ちょっとはずかしいんだけどね……」
私が笑顔でほめると、照れくさそうに指でほっぺたをかく亜莉朱ちゃん。



