独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。




教室に入って自分の席に着くと、笑顔の亜莉朱ちゃんと目が合う。



「あ、ゆゆちゃん!おっはよーん」


「おはよう、亜莉朱ちゃん!」


「矢追!はよー」


「あいさつするのめんどくさい」


「ハァーッ!?なんだよそれ!」



外は雨だけど、今日もにぎやかな1日がはじまりそうです。



「そろそろ文化祭が迫ってる。やりたい出し物とか決めろなー」



もう文化祭の時期かぁ……。
今年は何をするんだろう!



実行委員の進行により文化祭のテーマが決まって、次は出し物について話が進む。



「ねぇねぇ、ゆゆちゃん!コスプレカフェとかしたくない!?」


「わぁー楽しそうだねっ!」


「いやいや、やっぱ文化祭っつったら屋台じゃねっ!?なぁ矢追?」


「……眠い」



次々と黒板に書かれていく出し物は、どれも楽しそうなものばかりで心がはずむ。