独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。





「その本、新しいよね!?」



よく見るとぜんぶ新品な本ばかりだ。



「今日からまた本の貸しだしをしようと思ってさ。この本ぜんぶならべるとこなんだ」


「そうだったんだー!なら、私もならべるの手伝ってもいいかな?」



新しい本をならべたりするのは、とてもワクワクしてしまう。



「手伝ってもらえると助かるよー。俺だけじゃ今日中にならべ終わりそうにないし、お願い!」


「うんっ。頑張るね!」



教室の前を過ぎて、そのまま黒瀬くんと図書室に向かおうとした時。



なにやら後ろから、騒がしい足音がものすごい速さで、こっちに近づいてくる気がした。



……なんだろう?
廊下は走っちゃダメなのに。



なんて、のんきに考えていたら