独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。




……え?
あの子が俊を好き?


これって、告白……?



そっか……。
だから赤くなってたんだ。



「ありがとう。でも悪いけど、その気持ちには応えられない。僕、君のこと名前すらわかんないから」



告白され慣れているせいか、俊は顔色ひとつ変わらずに淡々と話す。



「今からでも……!」


「無理かな。彼女もいるし」


「私じゃ……ダメですか?」



女のコは、必死に上目づかいで目をうるませる。



元々整っている顔立ちが、さらにかわいさを強調させた。



こんなかわいい子からの告白。



クラスの男の子だったら、とっくにOKしていたことだろう。



俊が告白されているのは、しょっちゅうだって知ってたけど……



ここまでレベルの高い女のコから告白されているんだと知ったら、正直焦ってしまう。