独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。





「なに?要件だったら、早めに言ってほしいんだけど」



なかなか言い出さない女のコに対して、俊はめんどくさそうに眉のしわを深くする。



それでも、女のコは足元を見つめるばかりで、なかなか口を開こうとはしない。



何か言いづらいことなのかな?



でも、そうだよね……。



学園1の王子様を目の前にしたら、緊張しちゃって頭の中がまっ白になっちゃうよね。



わかるなぁ、と心のなかで共感していると、女のコがいきなりバッと顔を上げた。



「ず、ずっと……渡辺くんが好きなの!」



さっきまでの小さかった声が、今度はハッキリと聞こえてきて思わず思考がとまる。