独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。





それから休み時間。



先生に頼まれた資料を、職員室まで届け終わったときのことだった。



教室にもどろうと外廊下を歩いていると、体育館裏のほうからなにやら男女の話し声が聞こえてくる。



足をとめて見てみれば、遠くには俊と女のコが立っていた。



……2人で何の話してるんだろう?



ほんとなら、盗み聞きなんてよくないことだけど……。



でも、どうしても気になる!



気になって仕方のない私は、影からこっそりと2人を見つめた。



「あの、えっと……その……」



ここからの距離だと話し声が聞こえづらいけど、女のコのほうが緊張しているのは表情からしてなんとなく伝わってくる。