「ん……」
目を開けると、視界いっぱいに青い空が広がる。
ん……あ、れ……?
私……。
「結々、おはよう。よく寝れた?」
「しゅ……ん?」
いつの間にか、私は俊の膝の上で眠っていた。
え?ここって電車の中じゃない……!?
とび起きて周りを見回すと、俊が察したように口を開く。
「屋上だよ」
「えっ、屋上……どうして!?」
電車の中で寝ていたはずじゃ……。
それに授業は!?
もう始まってる時間かもしれない……!
「ごめん。起こそうと思ったんだけど、あまりにも気持ちよさそうに寝てたから」
「いいんだよ!そこは叩いて起こしちゃってもっ」
優しいから寝かせてくれたんだね……。



