「えぇっ!?」 嬉しいけどはずかしい……! でも俊の声で、一気に目が覚めたような気がする。 「あいかわらず、お熱いお2人さんね」 「ほんとだぞ!!見ててこっちがハズいわ……」 顔を熱くさせていると、ふいに聞きなれた声がして視線を変える。 「亜莉朱ちゃん佐々木くん、おは……ふぇーーっ!?」 「ちょっと結々うるさ……はぁーーっ!?」 私と俊は、2人を見るなりおどろきの声を上げる。 そんな私たちの反応に、2人はバツの悪そうな顔をうかべた。