独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。





こっちから電話しといて切るなんて最低だ。



俊も今ごろ意味がわからずに困っているだろう……。



でも……



「いとおしい声で、何度も名前呼ばないで……」



胸が苦しくなる。



心配ごとはちゃんと話し合うって決めたのに、気分が沈みすぎて余裕がなくなってしまった。



でも余裕がないまま話しても、冷静になんてなれないだろうし、切って正解だったのかな。



私の勝手な妄想で、俊にはひどく当たりたくない。



少し頭を冷やすべきだ。



「ハァ……」



やっぱり、王子様とつき合うのは大変だな。



いつも周りには、たくさんの女のコが集まってくる。