独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。





「結々どうし……」


「……っ!」



何もない。



だから、俊はいつもどおりなのかもしれない。



でも不安に負けた私は、通話終了ボタンを押していた。



勉強会のこと、ちゃんと聞けばよかったのかもしれないけど、今は聞ける勇気がなかった。



暗くなった画面を見つめながら、ベッドに倒れこんで重い息をこぼす。



勝手にモヤモヤして、何やってるんだろう私……。



余裕のなさに情けなくなる……。