「おにぎり作ってあげるからっ。 それでも、ダメ?」 「……、いいよ。それなら」 ちょっとの間があったけれど、なんとか説得成功みたい。 「じゃあ、待っててね。すぐに行くからね」 「うん。早くね。遅かったら、会いに行っちゃうから僕」 「あはは……」 「うわ、もう検診の時間だ……じゃーね」 「うん、バイバイっ」 お昼までもう少し。 急いで、俊のためのおにぎりを作らなきゃっ!