「私は、亜莉朱ちゃんに嫉妬されるほどの人間じゃないよ。私なんてむしろ彼女失格だよ……。同じ学校の女のコたちにも、言われちゃったくらいだし……」 きっと亜莉朱ちゃんが妬むようなのものは、何ももっていない。 亜莉朱ちゃんと同じで、私だって不安なことだらけだ。 王子様の存在な俊に、追いつくためにつり合うために。 これでも私なりに、ひっしに頑張っているつもりだけど…… それでも、自分はまだまだだって感じることのほうが多くて、自己嫌悪(じこけんお)にもなる。