独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。




あんまり心当たりがないけれど、でも……。



私のせいで、亜莉朱ちゃんに不愉快な思いをさせちゃってるんだよね……。



それなら、ちゃんとあやまりたい。



「ごめ……」


「あやまらないでよ!!」



私があやまろうとすると、亜莉朱ちゃんの怒鳴り声によってさえぎられる。



「ゆゆちゃんのそういうところが、私は嫌いなの。なによ……、こういうときまでいい子ぶっちゃってさ。ほんっと気に入らない……」



じゃあ、私はどうすればいいの……?
どうすれば……。



今の亜莉朱ちゃんは、私が知っているいつもの亜莉朱ちゃんじゃない。



お姉さん的存在で、いつも優しかった亜莉朱ちゃんはどこに行っちゃったの……?



別人みたいなあまりの変わりように、私はとまどいが隠せなかった。