「あのね……」 「うん」 「俊がプールで女のコに囲まれてて、ワザとつまずいてふれる子がいたの……」 「うん!!」 思いきって胸の内を話すと、亜莉朱ちゃんがムッと眉をよせていく。 あ、れ……。 もしかして怒ってくれてる? 「そのことが複雑で……嫉妬しちゃったんだ……へへ、」 ハァ……なさけないな自分が。 きっと、独占欲がつよいなんて思われちゃったかな……。 そう心配していると、亜莉朱ちゃんがベンチからいきなり腰をあげる。