「ゆゆちゃんも座って座って」 「うん、ありがとう」 となりにならんでベンチに座る。 「いつもお弁当あまっちゃうから、よかったら食べない?」 「えっ!私も食べていいのっ?」 亜莉朱ちゃんが自分の膝に乗せたお弁当をぱかっと開けると、私の方にさし出てくれる。 「もっちろん、どれでも好きなのどうぞー」 「わぁ、ありがとう!」 目を輝かせながら私は、お弁当箱の中をじっと見つめる。