今日は美術の授業がある。それだけで、今日はちょっといい日に認定。
美術部の顧問と美術の教科担任は同じ先生だし、場所も同じ美術室。
それでも、部活と授業とでは、やっぱり異なる。美術の授業も面白くて好き。
「今日から手回しのろくろを使って、園芸用の鉢を作ります。手ろくろを準備室に取りに行くので、3人ぐらい手伝ってください」
先生には部活でいつもお世話になってることだし、ここは私の出番だな。
私は真っ先に手を挙げた。
続いて、サキちゃん…と、ハヤト君! が同時に挙手した。
先生の後に続いて、3人で準備室に向かう。
残った男子たちがボソボソしゃべっているのが聞こえてきた。
「丸田さんとだったら、オレも手を挙げればよかったなぁ」
「でも、手挙げるの、ハヤトと同時だったよなぁ」
「もしかして、あの2人、付き合ってんじゃね?」
ドクンッ!
私の胸が大きく跳ねた。
そ、そんなーっ!
美術部の顧問と美術の教科担任は同じ先生だし、場所も同じ美術室。
それでも、部活と授業とでは、やっぱり異なる。美術の授業も面白くて好き。
「今日から手回しのろくろを使って、園芸用の鉢を作ります。手ろくろを準備室に取りに行くので、3人ぐらい手伝ってください」
先生には部活でいつもお世話になってることだし、ここは私の出番だな。
私は真っ先に手を挙げた。
続いて、サキちゃん…と、ハヤト君! が同時に挙手した。
先生の後に続いて、3人で準備室に向かう。
残った男子たちがボソボソしゃべっているのが聞こえてきた。
「丸田さんとだったら、オレも手を挙げればよかったなぁ」
「でも、手挙げるの、ハヤトと同時だったよなぁ」
「もしかして、あの2人、付き合ってんじゃね?」
ドクンッ!
私の胸が大きく跳ねた。
そ、そんなーっ!