「そのときに接客してくれたのがお母さんだったんだ。『お包みする間、ハーブティーの試飲でもいかがですか?』って、紙コップを差し出してくれてね。普段、試飲なんてサービス、ないのにな。でも、おいしかったよ。何より緊張がほぐれたなー」
お父さんとお母さんは見つめ合って、お互いに微笑んだ。
ちょっと、ちょっと! 娘の前ですけど!
「その後の謝罪もすんなり受け入れてもらえたんだよ」
お母さんがイタズラっぽく笑った。
「今だから白状するんだけど、あのときお父さんに試飲させたハーブティー、魔法をかけちゃったのよね」
「ええーっ!? そうだったのか??」
「オフィス街のカフェに勤務してるとね、そういうのって感じるんだよね。この人、今から謝りに行くんだな、って。あんまりにも思い詰めた顔してたから、お父さんの真心が相手に通じる魔法を軽く、ね」
「うわー、全っ然、知らなかったよ。でも、あのときはお陰で上手く行ったよ」
お父さんとお母さんは見つめ合って、お互いに微笑んだ。
ちょっと、ちょっと! 娘の前ですけど!
「その後の謝罪もすんなり受け入れてもらえたんだよ」
お母さんがイタズラっぽく笑った。
「今だから白状するんだけど、あのときお父さんに試飲させたハーブティー、魔法をかけちゃったのよね」
「ええーっ!? そうだったのか??」
「オフィス街のカフェに勤務してるとね、そういうのって感じるんだよね。この人、今から謝りに行くんだな、って。あんまりにも思い詰めた顔してたから、お父さんの真心が相手に通じる魔法を軽く、ね」
「うわー、全っ然、知らなかったよ。でも、あのときはお陰で上手く行ったよ」



