「そこのカフェは可愛い店員さんが多かったから、お父さんの会社の男性社員は、店員さん目当てにハーブティーを飲みに行ってたんだよ。その中でも特にお母さんのファンは多かったな」
「それは知りたくない情報だったわ。ハーブティーを気に入ってくれてると思ってたのに」
お母さんがブスッとしてみせた。
「そんなに怒るなよ。店員さん目当てのヤツらだって、店の味も気に入ってたよ。でも、お父さんはカフェを利用したことがなかったんだ。取引先に行くときに、よくテイクアウトのお菓子をそこで買って、持って行ってただけで。評判よくて、喜ばれてたよ」
お母さんは『あらっ』と機嫌を戻した。
「ある日、お父さんは仕事で大きなミスをしてしまってね、謝罪のために取引先に出向かないといけなくなって…重い気分でいつものようにパウンドケーキとクッキーの詰め合わせを買ったんだ」
お父さんはお母さんに視線を向けた。
「それは知りたくない情報だったわ。ハーブティーを気に入ってくれてると思ってたのに」
お母さんがブスッとしてみせた。
「そんなに怒るなよ。店員さん目当てのヤツらだって、店の味も気に入ってたよ。でも、お父さんはカフェを利用したことがなかったんだ。取引先に行くときに、よくテイクアウトのお菓子をそこで買って、持って行ってただけで。評判よくて、喜ばれてたよ」
お母さんは『あらっ』と機嫌を戻した。
「ある日、お父さんは仕事で大きなミスをしてしまってね、謝罪のために取引先に出向かないといけなくなって…重い気分でいつものようにパウンドケーキとクッキーの詰め合わせを買ったんだ」
お父さんはお母さんに視線を向けた。



