翌日の日曜日の朝、お母さんは、朝食の準備をする合間に、おばあちゃんからもらった煎じ薬を、ミルクパンでじーっくり煮出してた。
くっさー!!
「お母さん、これ、飲み物の匂いじゃないよ」
「お母さんもこの匂いはキツいわ。でも、あなたのために作ってるんだから、文句言わないで飲みなさいよ?」
「嫌だなぁ。しかも、これを毎日だよ!? そうだ! お母さんが同じ効果のハーブティーを作ればいいんじゃない?」
「お母さんには、とてもじゃないけど無理よ。逆に、魔力量をアップさせるハーブティーなら作れるんだけど…っていっても多分、3%アップとか、せいぜいそんな程度かなぁ。とにかく魔力量を抑える方が高度なの」
「ふーん、そういうもんなの??」
そのとき、
「くっさー!! これ、何の匂い?」
お父さんが起きてきた! ヤバっ! さっきまでの、お母さんとの会話、聞かれちゃった??
私は慌ててるのに、お母さんは落ち着き払っていた。
くっさー!!
「お母さん、これ、飲み物の匂いじゃないよ」
「お母さんもこの匂いはキツいわ。でも、あなたのために作ってるんだから、文句言わないで飲みなさいよ?」
「嫌だなぁ。しかも、これを毎日だよ!? そうだ! お母さんが同じ効果のハーブティーを作ればいいんじゃない?」
「お母さんには、とてもじゃないけど無理よ。逆に、魔力量をアップさせるハーブティーなら作れるんだけど…っていっても多分、3%アップとか、せいぜいそんな程度かなぁ。とにかく魔力量を抑える方が高度なの」
「ふーん、そういうもんなの??」
そのとき、
「くっさー!! これ、何の匂い?」
お父さんが起きてきた! ヤバっ! さっきまでの、お母さんとの会話、聞かれちゃった??
私は慌ててるのに、お母さんは落ち着き払っていた。