君の笑顔〜アナザーストーリー〜

そろそろ舞岡さんが迎えに来る時間。

とっくの昔に準備を終わらせた俺は、そわそわして俺の「オアシス」が来るのを待つ。


まだ来ないかな…

狭い部屋の中をうろうろしていたら電話がきた。


「松田!着いたよ!」


すぐに家を出た。

車の中から舞岡さんが手を振っている。

俺は片手を挙げてその車に向かった。