家に着いて一気に緊張感が抜け落ちた。

荷物が大量に置いてある部屋にどさっと体を倒す。


なんか…嬉しかったなぁ…


素直に喜んでくれてさ…

こんな俺でも祝ってくれて嬉しいって言ってくれた。

俺の心は満たされていた。

今は…頭の中舞岡さんだらけ。



しばらくぼ〜っとしていた。

夜遅くに舞岡さんからメールがきた。


『プレゼントありがとう!』


だってさ…

あー…声聞きてぇ…


ほんの数分だけ、電話をした。