君の笑顔〜アナザーストーリー〜

駐車できたのを確認して、舞岡さんに電話をかける。


「もしもし〜?着いたよ!」

「はいは〜い!今行くね!」


電話を切ったと同時に、二階の隅っこの玄関から誰かが出てきた。



…あれっ?

見知らぬ人…

駐車場から見える花柄のワンピースの人は、一切知らない人だと思った。

だけど…俺の車を見つけると、何の迷いもなくこっちにかけよってくる。


えっ…ま…まさか……

舞岡さん!?


運転席から身を乗り出して助手席のドアを開けた。


「乗って!」


って言ったら、嬉しそうな笑顔を見せて車に乗り込んだ。



…おい。

さっきから突っ込みたいことがある。


どうしてそんなにかわいいんだ?

髪型もメイクも服装も、いつもと全然違うじゃないか!

ちょっと俺のタイプに近づいてるよ…。

髪を黒に戻せば完全に俺惚れちまうぞ…