君の笑顔〜アナザーストーリー〜

席にそっと座った舞岡さんの目には涙が溢れていた。

俺の見間違いなんかじゃない。

泣きたいはずなのに…必死で涙を流すまいと天井を見上げるんだ。

泣いてもいいのに…

声あげてさ…自分が気の済むまで…泣いてもいいんだよ?

なのになぜ泣かない?

涙見せることは恥ずかしいことじゃないよ。



俺は…傷の理由を舞岡さんに問いただした。

ゆっくりでいいから…俺に話してみてよ。

話せばきっと軽くなるよ。

俺はちゃんと舞岡さんのペースに合わせるから。

どこにも行かんから…